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MOVIE LOVERS' PLACE

映画の感想などを綴っていきます。

『マシニスト』の感想<ネタバレ注意>

最近バタバタしてて更新が遅れましたが、映画『マシニスト』の感想です。

 

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主演はクリスチャン・ベールですo(`ω´ )o

 

『バッドマンビギンズ』が有名な俳優さんですね。最近では『マネーショート』でアカデミー賞ゴールデングローブ賞にノミネートされました。

 

クリスチャン・ベール - Wikipedia

 

 

マシニスト』は2004年公開の映画です。

 

タイトルは日本語だと『ある機械工』。

 

一年間不眠症だという機械工、レズニックを主人公にしたサスペンスです。

 

何がすごいってクリスチャン・ベールの役作りがすごいですよね。不眠症の主人公を演じるためにガリガリになるまでウェイトコントロールしてます。

 

これは『ダラスバイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーと『モンスター』のシャーリーズ・セロンに並ぶ衝撃でした。

 

しかもその翌年には『バッドマンビギンズ』に出てるので、本当身体どうなってるんでしょ。

 

さて、主人公レズニックはしばらく不眠症に悩まされていました。

 

その理由は、1年前に起こしてしまったひき逃げ事件です。

 

少年をひいてしまった罪悪感から彼は不眠症でガリガリにやせ細り、アイバンという存在しないはずの男性が見えるようになっていました。

 

 

彼の罪悪感が読み取れるのはこの辺です。

 

・漂白剤オタクでいつも家の掃除をしている。家賃とか電気代は滞納するのに漂白剤だけはちゃんと切らさず買う→罪を洗い流したいという意識

・事故を起こした車(赤色)を廃車にして白い車を購入→無罪の象徴である白色への憧れ

・冷蔵庫に貼られた不気味なノート→書いたのはレズニック本人。"----er"とか"--ller"という文字列と、吊り下げられている人の絵が描かれている。普通なら"murder"とか"killer"と連想するところだけど、レズニックはちょっと外して"mother"とか"miller"と穴埋めする。罪の意識を感じている自分と、それを無意識に避けようとする自分の二人がいた

・アイバンという男性→レズニックの愛読書はドストエフスキーの『白痴』。その中にエパンチン将軍という登場人物がいるが、そのキャラの名前はイワン。英語読みするとアイバンである

・轢いてしまった少年の母親とデートする妄想→シングルマザーとその息子を支える存在になることで罪の意識を消そうとする。実際に会っていたのは娼婦をやってる別の女性

・映画のラストシーンでアイバンが自白をした日に着ていたシャツは"Justice Brothers"。また車のイラスト。自白することでやっと正義を果たせたと安心し、眠ることができるように

 

ちょこちょこメッセージが込められていたのが面白いと同時に、いかにもなシーンは本筋に実は関係ありません、みたいなボケが良かったです。

 

例えばレズニックの家の冷蔵庫から血が溢れ出すシーンがあって怖すぎたのですが、実は電気代払ってなくて止められて、冷蔵庫の中の魚が腐っただけでした。すごく紛らわしい!

 

はじめホラーかな〜?と思いながら見ていたら、サスペンスだったので、最後まで飽きずに見れました。

 

作風だと思うのですが全体的に画面が暗いのですが、登場人物の顔はクリアに写してあったので見やすかったです。どれとは言わないが雰囲気出すためにやたら画面を暗くする邦画にも見習っていただきたいです。顔はちゃんと見たいのです!

 

これを機にクリスチャン・ベールの出ている作品をもっと見てみようと思いました。