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MOVIE LOVERS' PLACE

映画の感想などを綴っていきます。

BBCドラマ『London Spy』の感想<ネタバレなし>

映画ではありませんが、BBCのドラマ『London Spy』の感想です。

 

2015年に放送されたシリーズで、現在1シーズン、5話が公開されています。

 

主人公は同性愛者のダニー(写真右)で、彼を中心にいろいろな出来事が巻き起こるミステリー系のドラマです。LGBT要素満載です。

 

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脚本はトム・ロブ・スミス。イギリス人の小説家で、また自身もゲイでもあるようです。

 

Tom Rob Smith - Wikipedia, the free encyclopedia

 

監督はベルギー人で、『ザ・フォール』や『ハウスオブカーズ』を手がけたことのある方のようです。

 

Jakob Verbruggen - Wikipedia

 

 

タイトルに「スパイ」とあるので、ミッションインポッシブルみたいなドタバタ系のスパイ作品を想像してしまうところですが、実際はかなりしっとりしています。同じくBBC製作の『シャーロック』をもう少し薄暗くした感じです。アクションシーンはあまり無いですね。

 

 

もちろん舞台はロンドンで、登場するのもほぼイギリス人、またイギリス英語です。

 

映像センスが素晴らしく、その辺の映画よりも映像が素晴らしいです。またピントとか構図とかカメラワークにセンスがあります。

 

音楽と演出も、しっとりしてて都会的で、大人っぽい世界観です。

 

小説家が脚本を書いただけあって、ミステリー作品といってもいいストーリーになっています。一話で提示される謎を徐々に解いていくタイプのドラマです。

 

 

主人公ダニーの相手は、エドワード・ホルクロフト演じるアレックスです。(上記写真左)エドワード・ホルクロフトはチャーリー役で『キングスマン』にも出演していますね。

 

このアレックスがイケメンすぎます。彫りが深くて背が高くて足が長くて品があって、最早完璧と言っても言い過ぎではないでしょう。

 

エドワード・ホルクロフトを見るだけでも価値がありますね。それに加え映像・音楽・ストーリーがハイセンスなので言うことなしです。

 

 

あと、当然のようにLGBT要素がある点も素晴らしいです。

 

よく日本では「男は〜」とか「女は〜」とか性別で物の考え方とか恋愛観とかを規定するじゃないですか。テレビやインターネットにそういう情報は多いし、そういうことを実際に話題にする人も多いです。個人的にはそういう杓子定規に当てはめた考え方って苦手なんです。だって「個人による」としか言いようが無いし。

 

 

LGBTって伝統的に固定観念化されてきた男女の役割分担を破壊する能力を持っていると思うんですよ。今まで恋愛観で「男はこう、女はこう」って言われてきたものを根本から覆すわけですから。

 

LGBTの方々は何も社会のために恋愛しているわけでは無いと思うので、こう思うこと自体がお門違いかもしれませんが、それでもそういう新しい考え方が徐々に社会に浸透するのはいいことだと思います。

 

『London Spy』オススメのドラマです。